沖縄で人気の「ウェイクサーフィン」は、ボートが走った後ろにできる「曳き波」を利用して遊ぶウォータースポーツ。

通常のサーフィンのように波待ちをする必要がなく、いつでも波に乗ることができるので、沖縄にきて初めてウェイクサーフィンを体験する方にぴったり。

いつでも好きなだけ練習することができます。 またウェイクサーフィンは、ジェットスキーなどのようにスピードやスリルを体験するものではないので、小さなお子様や、海が苦手な方でも気軽に遊ぶことができます。

ウェイクサーフィンスタイルとボードの種類

ウェイクサーフィンボードには様々な種類があり、用途や目的、滑りたいスタイルによって、形状や機能を選ぶ必要があります。
ここでは、現在最も普及しているウェイクサーフィンスタイルをご紹介します。

サーフスタイル

サーフスタイルのボードは、一言で言うとサーフィンで使用するサーフボードをウェイクサーフィン用に改良したボードです。
浮力がしっかりとあり、直進安定性に優れているのが特徴です。

ここがポイント!

オーシャンサーフのような乗り心地を求めたり、エアートリックを楽しみたい人におすすめ!

スキムスタイル

スキムスタイルのボードは自由な操作性が特徴です。
その自由さから「トリックを無限に追求できるボード」と言われており、サーフスタイルと比べて浮力が少ないことがよく挙げられる一方で、初心者用のボードも数多く開発されています。

ここがポイント!

ウェイクサーフィンのトリックを極めたい方、自分だけのスタイルを出したい方におすすめ!

沖縄には、ウェイクサーフィンと沖縄の海を知り尽くしたアクティビティーショップがたくさんあります。沖縄で初めてウェイクサーフィンを体験する際は、インストラクターがしっかりサポート。 初心者の方でも安心して沖縄の海上を滑ることができます。

ウェイクサーフィンレールの種類

レールとはウェイクサーフィンのボードの側面(エッジ)のこと。
波面に入れたり、出したりするコントロール部分であり、レールの形状によって乗り味や操作性、ターン性能が変わってきます。

ブレンドレール

ブレンドレールは別名スピードレールとも呼ばれており、現在ウェイクサーフィン界で最も採用されている形状です。程よい反発性能と加速性、そして適度な安定性があるため、波の大きさや形状の影響を受けにくいのが特徴です。

ハードレール

レールに角があり、バランスが重要な状況(主に波の側面を走る)に適しています。エッジが波に掛かりやすく操作性と加速が得られやすいですが、その反面、逆エッジにもなりやすいのが難点。バランスが求められるスキムスタイルの多くがこのハードレールを採用しています。

ソフトレール

別名フルレールとも呼ばれる全体的に丸みを帯びた形状が特徴。反発性と安定性に優れ、サーフスタイルの初心者用ボードに多く採用されています。

ウェイクサーフィンボードは種類や形状、そしてそのボードに使われる素材など、用途によって選ぶポイントが変わってきます。初心者の方はサーフスタイル、スキムスタイル問わず自身の体重に合った直進安定性に優れたボードを選び、楽しみながらボードの扱い方を覚えていきましょう。

ウェイクサーフィンは、波を作り出すボートによって波質が変わり、同じ沖縄でもどの海かによって乗り心地は変わります。ウェイクサーフィンをする環境に応じて、自分に最適なボードを選んでください。

話題のウェイクサーフィンを体験することで、沖縄旅行がより思い出に残る素晴らしいものになるはずです。