2012年にフランスで生まれた「フライボード」
水上バイクに専用の長いホースを取り付けたものが水の噴射装置になり、その噴射装置にフライボードを装着します。
噴射装置から水が噴射されると、その水圧で一気に上空へ!
見た目のダイナミックさと斬新さで、沖縄でも大人気のアクティビティです。

フライボードの魅力

沖縄の人気マリンアクティビティ「フライボード」。
なんだか難しそう…と思っている方も多いのではないでしょうか。

実はフライボードの操作は意外と簡単。
運動が苦手という人でも10分ほど練習すれば、浮かび上がることができますよ。

自分の体が空中に浮かぶ感覚は、なかなか経験できないもの。
やっていくうちにまっすぐ立てるようになり、慣れると上下左右の移動も自由にできるようになります。

フライボードのプロになると10m近くの高さまで飛べる人も。

自分のまわりには、青い海が広がっているだけ。
鳥になったみたい!イルカみたいにジャンプしてる気分!
など、実際に体験した人の感想は様々ですが、その爽快感と興奮は言葉に表せないほど最高の気分です。

フライボードのコツ

フライボードは、インストラクターが付き添って丁寧に教えてくれるので初めての人でも安心なスポーツです。
コツを掴んでしまえばあとは楽しむだけ!水上から空を自由に飛び回ってください。

1.ひざを曲げずに伸ばす

フライボードを乗りこなすコツは、ひざを曲げないということ。
噴射装置から出る水の水圧で上昇しますが、その際にひざが曲がっていると空中にうまく飛ぶことができません。
まず、フライボードを履いた足を水中にしっかり沈め、ひざを伸ばします。
装置をつけた足を沈めても、体まで沈んでしまうことはないので怖がらなくても大丈夫。
心配せずに、思い切って足元を沈め、しっかりとひざを伸ばし切ることが大切です。

2.体をまっすぐにする

水圧で体が押し上げられた時、腰や背中が正しい姿勢になるよう伸ばしましょう。
体がまっすぐになるように、背中の中心に棒が入っているイメージを持つと良いです。
腰が引けて曲がってしまうとバランスが崩れて水中に落ちてしまうので、水圧にまかせて「背筋まっすぐ」を心掛けましょう。

コツをしっかり掴んで、安全で楽しいフライボードを経験してくださいね。

フライボードの技

フライボードの基本的な技をご紹介します。
空中でまっすぐ立てるようになったら、ダイナミックな技にも挑戦してみてくださいね。

ホバーリング

水面からまっすぐ上に飛び上がり、できるだけ高い位置をキープするという技。
フライボードの技の中では、まず最初にチャレンジする基本的なものです。

ドルフィン

頭から海に潜り空中に飛び上がる、名前のとおり、イルカの動きのような技です。
この技の動はまさに全身運動なので、普段から体力づくりをしている人におすすめ。

バックフリップ

フライボードの中でもっとも難しいと言われる技「バックフリップ」。
ホバーリングで空中の高い地点をキープした状態から、体を後ろに倒して1回転させるバク宙のような技です。
回転が足りないと逆立ち状態になり、頭から海に落ちる危険があるので、フライボード上級者でもしっかりと安全に配慮する必要があります。

最近大注目のマリンスポーツ「フライボード」。
これまで経験したことのない爽快感とスリルで、一度体験するとリピーター続出。
沖縄旅行の素敵な思い出になることでしょう。