専用ボートが走った後ろにできる「曳き波」を利用して遊ぶマリンアクティビティー「ウェイクサーフィン」。
ウェイクサーフィンのプレイヤーは年々増加しており、沖縄でもたくさんの人がウェイクサーフィンを体験し、今まさに盛り上がりを見せている新しいスポーツです。
沖縄ではサーフィンを楽しむ人も多くいますが、ウェイクサーフィンは通常のサーフィンとは違って波待ちをする必要がありません。
ボートが走る限り一定の波を立てることができるの、いつでも練習することができ、沖縄の海を日暮れまで楽しむことができます。
沖縄でこれから確実にブームとなるウェイクサーフィン。
今回は、この夏から沖縄でウェイクサーフィンを始める方にぴったり、自分に合ったボードの選び方を解説します。
ウェイクサーフィンのスタイル
沖縄でウェイクサーフィンを始める初心者の方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、ウェイクサーフィンボードは、用途や目的、滑りたいスタイルによって、形状や機能を選ぶ必要があります。
ウェイクサーフィンスタイルは主に以下の2つに分かれます。
サーフスタイル
サーフスタイルのボードは、サーフィンで使用するサーフボードをウェイクサーフィン用に改良したボードです。
しっかりとした浮力と、直進安定性に優れているのが特徴。
乗り心地を重視する方、エアートリックを楽しみたい方におすすめ。
スキムスタイル
自由な操作性が特徴のスキムスタイル。
サーフスタイルと比べて浮力が少ないことから、「トリックを無限に追求できるボード」と言われる一方で、初心者用のボードも数多く開発されています。
ウェイクサーフィンのトリックを極めたい方、自分だけのスタイルを出したい方におすすめ。
ウェイクサーフィンボードの選び方
ウェイクサーフィンボードは、初めのうちはサーフスタイル、スキムスタイル問わず、自分の体重に合ったボードを選び、楽しみながらボードを選びましょう。
ボードの長さ
大切なのは有効となるレールの長さで、身長の65%(±5cm以内)が目安と言われています。
レールとは、ウェイクサーフィンのボードの側面(エッジ)のこと。
有効となるレールが長いボードは直進安定性が高いので、スピードをもったアクションを求めたり、パンピングの労力を少なくしたい人におすすめ。 逆に有効エッジが短いボードは操作性が高く、トリック重視の人に向いています。
許容重量について
初めてウェイクサーフィンボードを選ぶ上で最も大切なのは、ボードの許容重量が自身の体重を上回っていることです。
許容重量からマイナス5~10kgした数値が自身の体重に近いことが理想です。
沖縄には、ボード選びから波の乗り方まで、ウェイクサーフィン初心者さんを丁寧にレクチャーしてくれる専門のショップがあります。
この夏の沖縄旅行でウェイクサーフィンデビューを考えている方は、ぜひインストラクターに自分の体に合ったボードのサイズ選びをサポートしてもらうと安心ですね。
1年を通して暖かく、青く輝くエメラルドグリーンの海が美しい日本の楽園、沖縄。
夏休みはもうすぐです。
今年の夏は、沖縄の海と風を体いっぱいに感じることができるウェイクサーフィンで最高の思い出を作ってみませんか?