沖縄で今人気が急上昇しているのがウェイクサーフィン。
ウェイクサーフィンは、トーイング専用のボートが作り出す波に乗って滑ります。
最大の魅力は、サーフィンのように波を待つ必要がなく、いつでもロングライドが可能なところ。
沖縄ではウェイクサーフィンを楽しむ人が年々増加しており、これからハイシーズンを迎える沖縄でますます盛り上がりを見せること間違いなし!
今回は、沖縄で安全にウェイクサーフィンを楽しむための注意事項をご紹介します。
ウェイクサーフィンの特徴
⽇本ウェイクサーフィン協会は「ウェイクサーフィンの特徴」を以下のように定めています。
- ボートの後ろ部分から⽐較的近い所(2m〜7m 位の範囲)において、ボートの⾛⾏時に生じる引き波を利⽤して楽しむサーフィンのこと。
- 船内に⼤量のバラストを積んで重量を重くすることで故意に⾛⾏時の抵抗を⼤きくし、低速(18km/h 前後)で⾛⾏する。
- ウェイクサーフィンのスタートは、⽐較的ボートに近い所からロープに引っ張られて始める。
ウェイクサーフィンの注意事項
沖縄の人気沸騰中のウェイクサーフィン。 しかし、安全確認や注意事項の遵守を怠ると重大な事故を引き起こしてしまいます。
1.天候
沖縄の天候は変わりやすく、悪天候の場合は中止しましょう。 無理に決行してはいけません。
2.ウェイクサーフィンのスタート地点
他船で混み合っている場所、障害物の多い場所、遭難や衝突による⼤事故の恐れが少しでもある場所からのスタートはやめましょう。
3.ボートは必ず「船内機」を使う
ボートの種類によっては船の後ろにプロペラが装着されているものがあります。
プロペラが最後尾に装備されているボートは、ライダーがプロペラに巻き込まれる危険があり大変危険!ウェイクサーフィンに適した「船内機」を使いましょう。
ウェイクサーフィンに適したボート
「船内機」(インポートエンジン)
エンジン本体が船内に取り付けられ、プロペラは船底、そして舵もプロペラ後部にあるものが「船内機」です。
ウェイクサーフィン走行中にはプロペラも舵も見えないため、最も安全性が高いエンジン⽅式です。
ウェイクサーフィンで使用不可なボート
「船外機」(アウトボードエンジン)
エンジン本体がボートの外部に取り付けられて、最後尾にプロペラがついているタイプ。ウェイクサーフィンをするには最も危険!
絶対にウェイクサーフィンで使⽤してはいけません!
「船内外機」(インボード、アウトドライブエンジン)
エンジン本体が船内に取り付けられ、プロペラと⼀体になっているドライブが船の後ろに取り付けられているため、プロペラの位置が船尾ステップの真下にきます。ウェイクサーフィンをするには最も危険!
絶対にウェイクサーフィンで使⽤してはいけません!
ジェットエンジン
エンジン本体が船内に取り付けられており、船内にあるプロペラでいったん船内のドライブ内に⽔を取り込み、船尾から強い⽔流を噴射させるタイプ。
船尾から強い⽔流が噴出するため、スタート時に⽔流がライダーを直撃します。
アクセルを急に上げず、徐々に上げていくよう注意が必要です。
沖縄でウェイクサーフィンを安全に楽しむためには、必ず守るべき注意事項があります。
初心者の方には沖縄の海を知り尽くしたインストラクターが、ウェイクサーフィンのコツをきちんとサポートくれるので、安全確認と注意事項をしっかりと守り、楽しい沖縄旅行の思い出を作ってくださいね。